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第1章part1

第1章 ~Fire rouge~


メリー「それにしてもなんで夜が明けないのかなぁ・・・」

そして彼女は歩き続けた。

すると目の前が急に明るくなった。

そこには真っ紅な少女が立っていた。

???「お前は誰だ?こんな真夜中に迷いの竹林にいるなんて危ない人間だな。」

その謎の少女が話すたびに熱気が伝わってくる。少し・・・暑い・・・というか燃えてるの?

メリー「私はマエリベリー・ハーン。問いに問いで返すのは悪いけれど・・・一体ここはどこなのかしら?」

私がそう問うと彼女はまるで不思議なモノを見るような目で私を見た。

するとすぐこう言った。

???「お前は幻想郷の人間じゃないな?」

彼女はそう言うと少し私の事を警戒した。だがすぐに状況を理解したみたいだ。


メリー「ここはゲンソウキョウというところなのかしら?」

そんな素朴な疑問を問うことさえ今の私には精一杯のことだったのだ。

なぜなら私の本能がこの人は人間じゃないと悟っているのだもの。


妹紅「大丈夫だ、そんなに警戒しなくてもいい。私も外の人間を見るのは初めてじゃないしな・・・悪いな、怖がらせてしまったか・・・私は藤原妹紅だ。まぁ・・竹林で人助けみたいなものをやってるんだ。」

私はその言葉を聞いて少し安心した。他人(?)に会えて本当によかった。

蓮子に連れられてイロイロな所に行ったことはあるけれど、一人だったのでやっぱり不安だった。

メリー「あなたは人間なの?」

先ほどから炎を体のあちこちから出ているのでまっとうな人間ではないことは解っていた。

少し不謹慎な質問ではあったが聞いておきたかった。

もしかしたら私を守ってくれる可能性もあるかもしれなかったから。

妹紅「私は・・・人間だ。一応な・・・。ただ死なないだけだ。」

死なない?どういう意味なのだろう?私にはわからない。

正気なのかしら?この人(?)は?


だけど今はそんなことは関係なかった。今の問題が最優先だ。

メリー「あなたには何故夜が明けないかわかるかしら?」

その質問をすると彼女は少し困ったような感じになった。そして笑った。

妹紅「原因は・・・そうだな、簡単に言えば月のお姫様のわがままとでも言っておこう。あーイライラする。」

彼女は苦笑いをしながらそう言った。

メリー「何があったかはわからないけど、どうしたらいいのかしら?」

妹紅「今から行こうと思っていたんだが・・・少し付いてくるか?」

私は何がなんだかわからなかった。

だけど今の私は夢が覚めるまでの間の拠り所にはなるのだろうと思い彼女に付いていくことにした。

Cynthia
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序章

夜の竹林ってこんなに迷うものだったかしら?
携帯電話も繋がる気配は無いし、GPSも効かないし
珍しい天然の筍も手に入ったし、
今日はこの辺で休もうかな・・・・・・・って今は夢の中だったっけ?
しょうがないわ、もう少し歩き回ってみようかしら。

それにしても満天の星空ねぇ。
未開っぷりといい、澄んだ空といい、大昔の日本みたいだなぁ。
タイムスリップしている?ホーキングの時間の矢の逆転は本当だった?
これで妖怪が居なければもっと楽しいんだけどね。

そうか、もしかしたら、夢の世界とは魂の抗生物質の記憶かもしれないわ。
妖怪は恐怖の記憶の象徴で。

うーん、新説だわ。
目が覚めたら蓮子に言おうっと。

さて、そろそろまた彷徨い始めようかな。




序章 ~Under the moon~

竹林を風が音も立てずに抜けてゆく。
マエリベリー・ハーンはそこに居た。
誰にも干渉されることなく。誰とも会話することもなく。



彼女が居ると思われる場所。居ると思っている場所。
人間と妖怪と妖精が暮らしている世界。幻想郷。
他人の考え、思想、理性を考えず、ただ自分が世界の中心で居られる世界。理想郷。
本当に在るのか?それとも無いのか?
平行世界論に基づけばあるかもしれないし、現実の世界ではないのかもしれない。
それでも今そこに彼女が居るのは確かだった。




Cynthia

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テーマ : 二次創作:小説 - ジャンル : 小説・文学

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Cynthia
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